エンジニアが転職を検討する際、どんなキャリアパスが思い浮かぶでしょうか。
近年のITの進歩によって、エンジニアが担う仕事は多様化しています。
それに伴い、エンジニアのキャリアパスも、従来までのような技術職に留まらなくなってきているのです。
エンジニアのキャリアパスの方向性は、専門性を高めていくスペシャリスト型と、汎用性を高めていくゼネラリスト型の2つに分けられます。
従来の日系企業では、エンジニアでも一定のキャリアを積んだ後は、マネジメント部門に異動するのが一般的です。
しかし、近頃は専門性を磨き続けるキャリアパスが注目を集めています。
この、1つの分野やジャンルを極めていくキャリアパスが、スペシャリスト型と呼ばれているのです。
エンジニアと一言でいっても多種の分野に細分化されており、その中で自分が得意とする分野に絞ってスキルアップやキャリア形成を続けていきます。
対して、エンジニアとしての技術だけでなく企画やマネジメントを学び、汎用的なキャリアパスに向かうのがゼネラリスト型です。
スペシャリスト型なら、セキュリティやネットワークなどの他、人工知能開発などの要素を突き詰めていくことで需要が高まります。
ゼネラリスト型は、取り入れる要素によって大きく仕事が変化するのが実態です。
マネジメント要素を取り入れたなら、マネージャーやコンサルタントなどが考えられるでしょう。
また、コミュニケーション能力や社内システムの知識を利用して、セールスエンジニアや社内SEなどでキャリア形成を目指すのも良いです。